2013年12月25日

11月10日 旭木の駅プロジェクト 出陣式

11月10日、今回で5回目の旭木の駅プロジェクトがスタートしました。

毎回、安全祈願をする出陣式からはじまります。小雨が降る中、20人以上の関係者が集まりました。

IMG_7431.JPG

以下、12月19日号の新三河タイムスさんに寄稿した記事を転記しておきます〜

「軽トラとチェーンソーで晩酌を!」
自分の山を整備したい、だけど想いだけではなかなか行動にうつせない。木材価格が木を植えたときからどんどん下がり、数十年前と比べると何分の1にもなり、にっちもさっちもいかない。そんな時代背景の中、旭地区ではじんわりとある取り組みがはじまっている。
11月から3月の間、地区内4箇所に何やら軽トラで山から木をひっぱりだして積んでいるおっちゃんたちがいる。「山がきれいになってうれしい」「まちへ出て行った子や孫たちを呼んでお祭りをしたい」「近くにこんなうまい刺身を売っているところがあったのか」いろいろな声が聞こえる。この材が「モリ券」という地域通貨にかわるのだ。
林地残材を1トン6000円で買い取り、旭地区内の34店舗で使える地域通貨「モリ券」が流通するしくみ「旭木の駅プロジェクト」。
3年前、社会実験からはじまったこの取り組みは、第2回からは「地域のことは地域で考えて地域でやろう!」と実行委員会が立ち上がり、山主、商店主、NPO、森林ボランティア、研究者、行政など多様なメンバーで運営されている。今年度の登録山主は55人。
現在、集められた木材は志を同じくするパルプチップ工場で運ばれていく。買い取り価格はなんと逆ザヤの1トン3000円。不足分を寄付金や寄付材を募り、昨年度からは地域会議も巻き込んで一部負担金をいただき、資金繰りには実行委員会内で借入金を募り、汗と知恵をふりしぼって捻出して乗り切った。出荷量は350t。約200万円分のモリ券が地域に流通した。
ないからできないでなく、ないからできることがある。やらねばいけないことがある、やりたいことがある、だから、やれることがある。人口3000人を切ったこの旭地区で、山里ならではのみんなが顔なじみの関係がある。ねぎらい、おもんばかり、みんなで少しずつ損をして、全体で大きな実りをえることがだってできる。
自分たちのことは自分たちでやろう、自分たちのまちを自分たちで創っていこう、少しずつ歯車が動きだす。課題がたくさんあるからこそ、続けていける心地よいしくみ。今年度から販路を多様化して持続可能なしくみにしていこうと、薪や用材としての商品化にも挑戦していく。
最近、急速に全国で広がり50箇所にもなってきた木の駅。「あさひ木の駅」の取り組みが全国一だと聞きつけて今年度だけで10団体以上の視察も受け入れている。
地域のおっちゃんたちの山や地域に対する純粋な気持ちが、地域の経済までつながり、ひとつひとつ自分たちの手で決めて、自分たちの手で実行していく。その想いに共感して、応援してくださる方々の支えが有難い。
まだ、4年目、自然のようにダイナミックに変化しながら、心地よさを共有して、順調に苦労を重ねていきたいと思う。


以下は、Facebook11月13日の自分の投稿から。

あさひ木の駅 ちょっとずつ出材がはじまっています♪

昨年度から事務局会計担当でお手伝い。昨年度は元手が全然なかったので、年明けには資金繰りのピンチ!実行委員会内で借入金をあつめることにしたり、寄付や寄付材を多くだしてくれる人がいたり、支払いをお金が入ってからといってくれた商店があったり、なんとか乗り切りました。
また、材積でモリ券を発行してるのに、重量で販売しているため、最後にならないとプラスかマイナスになるかもわからず、しかも換算率が若干高め。
お金のことで、常にハラハラドキドキ。
が、世の中支えてくれる人たちがたくさんいるもので、旭内外の方々から寄付金もいただき、想いのある出荷者の方や森林ボランティアの方からの寄付材でモリ券発行のための不足分が補われ、わからなかったので予算以上にかかった経費も、多くの方々が視察にきてくださったり、みんなで懇親会をやった残金を繰り入れたり。最後は実行委員会の衆で腹を切る覚悟はしていたけれども、プラスで終わることができました。

一年を通して、じっくり羅針盤をつくっていったおかげで、今年度は先に手を打てているので、途中の会計のことばかり頭を悩ませなくてもよくなりました。

木の駅は、出材する人たちがいてできるもの、材の出口をしっかり確保できてできるもの。

会計の役割は今後もあるけれども少し軽くなり、今年度からは山主さんに寄り添って材をだすことと、材の出口づくりへ力を配分しはじめようかな。

モリ券の流通は、年間200万円、小さなまちには金額以上の意味があり、そこにひととひととの出会いがある。

今年度は商店の方が発案で、全登録店舗がのっている商店カタログができた。商店主発案が本当に嬉しい。商店の方の中でも自主的な動きがはじまっている。

みんなで支える、あさひ木の駅。

それが必要とされなくなるその日まで。

今年度も寄付金を募りますので、旭の森林と地域のために、その節はよろしくお願いしますm(._.)m
posted by ASAHI at 21:26| Comment(0) | 旭暮らしな日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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